ハンダの量を減らしましょう!
不幸にもハンダ玉を作ってしまった。そんなとき、どうしますか?
1. あきらめてそのまま放置する
2. キサゲ刷毛のみでがんばって取り除く
3. キサゲ、キサゲ刷毛などを利用して取り除く
4. 半田ごてでハンダをのばして、ペーパー、キサゲ刷毛などで取り除く
5. ハンダ吸い取り線を使う
1番は問題外として、2, 3 のすぐにキサゲを行う方は私を含めて初心者に多いと思います。確かにハンダを取り除くことはできるのですが、特にキサゲ刷毛のみですと時間がかかる上に、車体に細かな傷を多くつける結果になります。表面はきれいに見えていても塗装すると(特につやありの場合)、細かな傷が非常に目立つこともありますので、極力傷は避けたいところです。
ハンダ玉を作ってしまった時は、せっかく付けた部品が取れてしまったことを恐れず、ぜひハンダをこて先で融かして他の部分に薄くのばして、水ペーパーやキサゲ刷毛などで除去してみてください。表面に残る傷は圧倒的に少ないはずです。熱によって真鍮とハンダが合金化している場合もありますので、のばしたハンダはすべて(銀色の部分)取り除かなくても、表面が平に仕上がっていれば問題ありません。塗装は素材の色の違いを隠してくれます。
5番のハンダ吸い取り線を使う方法はあまり一般的ではないですが、大量にハンダが残ってしまった場合には有効です。
ハンダ玉を防ぐには以前に書きましたが、こて先の温度管理をしっかりすることでできます。
こて先の温度をしっかり管理するには温度調節機は必須です。私の使用しているものは、ステンドグラス用品の通販店で購入した写真の物です。日本では模型店、秋葉原電気街、日曜大工店などで購入できると思います。
私の場合、通常100Wの半田ごてですと、目盛り 55 から 60 のあたり、つまりコテの最大出力の6割くらいで使用しています。ただし、アメリカの電源は 110V 定格ですので日本でしたらもう少し多め 65% くらいの出力かなと思います。もっともこの調節器の目盛りがどこまで正確かわかりませんが、お持ちの温度調節機の出力位置をいじってみて、一番扱いやすい温度を見つけてみてください。
温度調節と同時に大切なことは、ハンダをつけすぎないことです。ハンダが少なければキサゲの必要性も減ります。
ハンダを少なくつける方法ですが、糸ハンダを直接半田ごてに当てるのは問題外、一番簡単なのはあらかじめカッターでハンダを小さく切っておいて、必要な分量だけこて先にのせる方法です。ハンダをいつも付けすぎて困っている方は効果的ですのでぜひ試してみてください。
面倒くさがりの私は、ハンダを小さく切るのが面倒なので、真鍮の端切れにハンダをあらかじめのせておいて、適量を毎回こて先にのせて使っています。こて先にハンダをのせすぎたら板にこすりつけたり、机等のかどに軽く半田ごてを叩き付けて、ハンダを落としています。慣れれば、あらかじめハンダを小さく切っておくより手間がいりませんので、ぜひ試してみてください。
写真は私が使用している真鍮端切れです。場所によって、ハンダの種類が違います。
さらにもう少しハンダ付けに関して書いてみるつもりです。と言うことで、またまた続きます