フラックスについて
ハンダをきれいに流すためには触媒となるフラックスが必要です。フラックスはハンダの流れ(濡れ性と言うそうです)を良くするとともに、ハンダの性質を悪くするハンダ自体の酸化を防ぐとともにハンダ付け対象物の酸化物を除去してくれます。
フラックスは主に酸性の塩化亜鉛をベースに界面活性剤などが含まれているそうです。鉛なしやステンレスハンダは流れが悪いので、さらに強い酸を必要とするそうです。一般の鉛入りハンダ(60/40)にステンレス用フラックスは十分強すぎますので薄めて使っても良いでしょう。残念ながら私自身はステンレス用フラックスを使ったことがありませんので薄め具合は他のサイトで見つけるか、ご自分でお試しになって見つけてください。何事も体を使って自分で覚えるのが一番かと...
フラックスですが、模型工作を再開した頃は写真中央いさみやの物を使っていました。名前の通り、きれいにハンダが流れます。写真右は銀ベースのハンダ用フラックス。これはより強い酸性です。写真左はフラックスではなく、電子工作のハンダ付けに使うロジン、いわゆるヤニです。
今現在工作で使用しているフラックスは、工業用のフラックスをハンダを購入したのと同じ問屋(と言うよりハンダメーカー)から購入しました。3.5リットル強入って 3000円程度だったと思います。2年かかってほとんど減ってないですので一生使えそうな気もしますが、工業としては有効期限をすでに切っています。問題なく使えていますが、さて劣化する物なのでしょうか?
大きなボトルに入ったままでは使いにくいので、いさみやのフラックスの空き瓶に小分けにして使っています。
ハンダ付けの際には対象物にチャイナタウンで恐ろしく安く売っている竹串を使って塗布しています。割り箸や使わなくなった筆などを使用してもいいでしょう。
フラックスは先にも説明したようにハンダの流れを良くするとともに酸化物を取り除きます。したがって場合によっては、ハンダを流す面だけではなくその裏面にも塗布した方がよりより結果がもたらされます。たとえば、車体に妻板を固定する場合など、ハンダを流す側だけでなく、その裏側にもフラックスを軽く流しておくと、裏側にもハンダが流れてスキがなくなります。継ぎ目がより少ないハンダで目立たなくなりますので、お試しを!
フラックスは非常に強い酸性ですので、ハンダ付け後はなるべく速く洗い流しましょう。工具に付着した際は、すぐに拭き取って切削油などを軽く塗ってあげます。またハンダ付け後、半田ごてのコテ先もスポンジや濡れタオルでフラックスを拭き取って酸化による腐食を少しでもおさえるようにしましょう。
私の工作は地下室にあり、幸い近場に流しがありますので、ハンダ付け後すぐに洗浄ができます。使い古しの歯ブラシとクレンザー、場合によっては中性洗剤併用でごしごしやりハンダ付けが十分な強度を持っているか確認するとともにフラックスを洗い流しています。
と言うことで、ハンダ付け、まだまだ続きます。