こての温度
ハンダ付けに関して質問を受けることが多いので、気がついたことをまとめていきます。なお、写真はクリックすると大きくなります。
こて先の温度管理はきれいにハンダ付けを行うためにかかせません。温度が高すぎても低すぎても弊害があります。高い温度でも時間をかけずにハンダできれば問題ありませんが、適温にこしたことはありません。
例として、真鍮板に雨どいを見立てた線材をハンダ付けしてみました。
写真左は、初心者に多い温度が低すぎてハンダが玉になってしまった例です。うまくハンダが乗らないから、さらにハンダを盛ってどんどん玉が多くなり、キサゲで苦労することになります。半田ごての温度が高くてもハンダ付けの対象物にうまく当たってないと、結果的に温度が低いと言うことになります。私もついついせっかちでコテが十分暖まる前に付けてこんなことになることがありますが、そう言う時は慌てずこて先が暖まるのを待って、ハンダの玉をのばしてあげます。決してこれ以上ハンダを盛ってはいけません。
写真は中は、少しハンダが多めでしたが、うまくハンダがのびた例です。ハンダ付け後、少し黒光りしてるくらいの色をしていれば適温でハンダ付けが完了したサインです。
写真右は、温度が高すぎてフラックスが反応を起こして白い粉がふいたような状態になっています。真鍮ブロックや大きなロストワックスパーツを付けるときにこうなる傾向が高いですが、フラックスが本来の役目をなさなくなりますので、注意が必要です。
温度管理に関しては、ハンダの種類を紹介してから、もう一度説明させていただきます。と言うことで、つづく...